医師として多忙を極める皆さんに
「働くこと」「楽しむこと」について考えていただきたい。
そして、「生きがいを持って医師としてのお仕事を続けていただきたい」
と思ったのがこのブログを始めるきっかけです。
それでは、自分自身はどのようなライフスタイルを実践しているのでしょうか?
ポイントは、驚かれるほどシンプルな早寝早起き。
ワーク・ライフ・バランスはまだ試行錯誤中ですが…。
○仕事帰りは急ぎに急いで…
17時半すぎ。
仕事を片付けて駅へ向かってダッシュしている私の姿を思い浮かべていただきたいと思います。
地下鉄の中でも進行方向に向かって走りたいくらい、急ぎに急いで帰ります。降車駅に着くと、まず小学校へ向かい、一人目の子どもをピックアップ。
そのまま保育園に3人の子どもたちを迎えに走ると、いつも制限時間の18時15分に滑り込みセーフ。
ほっとして、汗がどっと噴き出します。
帰路は大人が歩けば5分の道のりを、子どもたちと一緒に20分以上かけて家路に着きます。
帰宅後はすぐ夕食です。
週の半分はシルバー人材センターの70代女性にお夕食を作ってもらっています。
さすがこの世代は野菜料理も揚げ物も何でもお上手。
すぐに子どもたちにお夕食を食べさせられるありがたみをしみじみ感じながら、私自身は山のような洗濯ものを片付け、小学校の宿題を点検。可能な限り20時には子どもたちを就寝させます。
とは言え、就寝時の絵本の読み聞かせタイムには、それぞれの子どもたちがお気に入りの絵本を私の前に山積み。
どの絵本から先に読むかで、喧嘩が始まることもしばしば。5~6冊読む頃には私の方がうつらうつらしてしまう方が多いのですが、子どもたちは目を輝かせながら「読んで!」「寝ないで!」と起こしてくれます。
そんなこんなで、子どもたちと一緒に21時には深い眠りに落ちてしまいます。
○子どもは人前では叱らない
朝は、可能な限り2時か3時に起きます。
前日の夜21時には寝ているのですから、睡眠時間は6時間前後。
もちろん、朝早く起きられないこともしばしばですが、私のモチベーションが「自分の勉強時間を確保する」「メールのお返事を書く」こと。
日々の臨床で手いっぱいで、これらが確保できない先生方もいらっしゃることでしょう。
私も子どもたちを起こす朝6時以降で自分の時間は通勤時間だけになりますから、家の中で自分だけの時間が持てるのは至福のひと時。できるだけ起きるようにしています。
朝6時からバタバタと朝食、出かける用意をし、7時半には家を出ます。
小学校と保育園に4人の子どもたちを送っていく道中は、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、時々けんかをしたり、一人がぐずって座り込んだり。
末っ子の1歳児を抱っこひもで抱えながら、なかなかまっすぐに進んでくれない子どもたちを、時には2人抱きかかえ、30分かけて送り届けます。
ポイントは「人前で叱らない!」こと。
もちろん、通行人の邪魔になるような歩き方をする際は「自転車通してあげてね!」
信号では「走れるかな?」と注意しますが、
「どうしてグズグズするの?」「早くして!」
という言葉は子どもたちのプライドを傷つけ、余計に手間と時間がかかります。
どんなにイライラしても、
「走るの速いんだよね」「本当は優しいんだよね」
とおだて、気をそらしながら一歩でも二歩でも前に進むようにしています。
○週の半分は外来診療
朝8時から夕方17時半までが、仕事の時間です。
私は現在、リサーチフェローのポジションをいただき、週の半分は研究をしています。
テーマは少子化研究ですが、特に医師としての視点を活かし「少子化だから産婦人科医師が減るのではなく、産婦人科医師の疲弊に伴う減少で周産期医療が弱体化しているために日本での少子化がおこっているのではないか」という内容で多種多様なデータを解析したことからハーバードでフェローシップを得ることができました。
また、「女性が働き続けるためにはどんなファクターが関係しているのか」という社会疫学的研究を含め様々な臨床疫学研究、統計解析のお手伝いなどをしています。
そうはいっても、臨床が大好きなので週の半分は婦人科の外来診療をしています。主に健診・女性外来を担当させていただいているのですが、患者さんと話すのが楽しく、こういう保健室の先生のような相談しやすい立場というのも社会のニーズが大きいと感じながら働いています。
「働くこと」「楽しむこと」について考えていただきたい。
そして、「生きがいを持って医師としてのお仕事を続けていただきたい」
と思ったのがこのブログを始めるきっかけです。
それでは、自分自身はどのようなライフスタイルを実践しているのでしょうか?
ポイントは、驚かれるほどシンプルな早寝早起き。
ワーク・ライフ・バランスはまだ試行錯誤中ですが…。
○仕事帰りは急ぎに急いで…
17時半すぎ。
仕事を片付けて駅へ向かってダッシュしている私の姿を思い浮かべていただきたいと思います。
地下鉄の中でも進行方向に向かって走りたいくらい、急ぎに急いで帰ります。降車駅に着くと、まず小学校へ向かい、一人目の子どもをピックアップ。
そのまま保育園に3人の子どもたちを迎えに走ると、いつも制限時間の18時15分に滑り込みセーフ。
ほっとして、汗がどっと噴き出します。
帰路は大人が歩けば5分の道のりを、子どもたちと一緒に20分以上かけて家路に着きます。
帰宅後はすぐ夕食です。
週の半分はシルバー人材センターの70代女性にお夕食を作ってもらっています。
さすがこの世代は野菜料理も揚げ物も何でもお上手。
すぐに子どもたちにお夕食を食べさせられるありがたみをしみじみ感じながら、私自身は山のような洗濯ものを片付け、小学校の宿題を点検。可能な限り20時には子どもたちを就寝させます。
とは言え、就寝時の絵本の読み聞かせタイムには、それぞれの子どもたちがお気に入りの絵本を私の前に山積み。
どの絵本から先に読むかで、喧嘩が始まることもしばしば。5~6冊読む頃には私の方がうつらうつらしてしまう方が多いのですが、子どもたちは目を輝かせながら「読んで!」「寝ないで!」と起こしてくれます。
そんなこんなで、子どもたちと一緒に21時には深い眠りに落ちてしまいます。
○子どもは人前では叱らない
朝は、可能な限り2時か3時に起きます。
前日の夜21時には寝ているのですから、睡眠時間は6時間前後。
もちろん、朝早く起きられないこともしばしばですが、私のモチベーションが「自分の勉強時間を確保する」「メールのお返事を書く」こと。
日々の臨床で手いっぱいで、これらが確保できない先生方もいらっしゃることでしょう。
私も子どもたちを起こす朝6時以降で自分の時間は通勤時間だけになりますから、家の中で自分だけの時間が持てるのは至福のひと時。できるだけ起きるようにしています。
朝6時からバタバタと朝食、出かける用意をし、7時半には家を出ます。
小学校と保育園に4人の子どもたちを送っていく道中は、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、時々けんかをしたり、一人がぐずって座り込んだり。
末っ子の1歳児を抱っこひもで抱えながら、なかなかまっすぐに進んでくれない子どもたちを、時には2人抱きかかえ、30分かけて送り届けます。
ポイントは「人前で叱らない!」こと。
もちろん、通行人の邪魔になるような歩き方をする際は「自転車通してあげてね!」
信号では「走れるかな?」と注意しますが、
「どうしてグズグズするの?」「早くして!」
という言葉は子どもたちのプライドを傷つけ、余計に手間と時間がかかります。
どんなにイライラしても、
「走るの速いんだよね」「本当は優しいんだよね」
とおだて、気をそらしながら一歩でも二歩でも前に進むようにしています。
○週の半分は外来診療
朝8時から夕方17時半までが、仕事の時間です。
私は現在、リサーチフェローのポジションをいただき、週の半分は研究をしています。
テーマは少子化研究ですが、特に医師としての視点を活かし「少子化だから産婦人科医師が減るのではなく、産婦人科医師の疲弊に伴う減少で周産期医療が弱体化しているために日本での少子化がおこっているのではないか」という内容で多種多様なデータを解析したことからハーバードでフェローシップを得ることができました。
また、「女性が働き続けるためにはどんなファクターが関係しているのか」という社会疫学的研究を含め様々な臨床疫学研究、統計解析のお手伝いなどをしています。
そうはいっても、臨床が大好きなので週の半分は婦人科の外来診療をしています。主に健診・女性外来を担当させていただいているのですが、患者さんと話すのが楽しく、こういう保健室の先生のような相談しやすい立場というのも社会のニーズが大きいと感じながら働いています。
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